浜坂焼 山水図 酒器 (江戸時代幕末期〜明治時代 19世紀)

商品番号 0825_hamasaka
ご売約、ありがとうございました

高さ 約14.3cm/胴径 約11.7cm/横幅 約16.5cm
口径 約6cm/高台径 約6cm
容量 約2合(400cc)

口辺に使用傷、底にヒビワレ、経年の使用による汚れ、シミがありますが、水漏れはありません。状態は写真でご確認ください。

浜坂焼は鳥取市浜坂にあった窯で、窕谷(うつろだに)にあったことから窕焼とも呼ばれています。 文政から天保時代に活動したのですが、初期の浜坂窯は上手くいかず、短期で終わったようです。 その後、磁器を製作するようになると経営も安定し、磁器と陶器の作品を残しています。本品は幕末期に作られた酒器。 他の窯には見られない独特で、皆川マスの絵付けの原型な感じもします。
本品は軟陶なので残っているだけでも貴重品、蔵にでも保管されていたのでしょう。 あまり出会うことのない作品なので鑑賞用、使用してお楽しみください。






「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」

上へ戻る     閉じる