薩摩 苗代川焼 色絵金彩 菊文 七寸皿
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 4031
ご売約、ありがとうございました

口径 約19.5cm/高さ 約2.8cm/高台径 約12.4cm

完品。縁の金彩に擦れがありますが絵付けは良い状態です。状態は写真でご確認ください。

苗代川焼は、薩摩焼の中で「黒もん」と呼ばれる黒、褐色の雑器を大量に生産した民間窯です。苗代川には串木野窯など約十数窯が存在していますが、その中の一つ、南京皿山窯は弘化3年(1846年)から天草陶石を使い磁器を製作しました。本品は1850年代に作られた色絵金彩の菊文七寸皿。繊細な絵付けが施されているので、十二代沈寿官が描いた作品であると推測できます。藩営焼物工場で作られた作品でしょう。状態の良い美しい七寸皿。貴重品です。
















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