木彫 千手観音 座像
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3869
送料込み 25,000円

高さ 約46.3cm/横幅 約22cm/奥行 約16cm

背面の千手が欠損し、両手首から先に直しがあります。経年の傷みがありますので、状態は写真でご確認ください。

千手観音は「サハスラブジャ」、「千の手を持つもの」の意味を持つインド・ヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身です。日本では六観音の一尊で、千本の手が衆生を漏らさず救済するとされています。本品は光背裏に「秩父 十番 富邑 松井勝弥」名のある木彫の千手観音像。奉納された作品です。秩父十番はアニメの聖地となっている萬松山大勝寺の寺。廃仏毀釈の影響を受けて背中の手が欠損していますが、作行が良いので見栄えがします。雰囲気のある千手観音像です。




















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