新羅 須恵器 輪線 櫛文 壺
(三国時代 8世紀前半)

商品番号 3850
送料込み 15,000円

高さ 約19.2cm/胴径 約20.8cm
口径 約9.5cm/高台径 約12cm

口辺に約1cmの直しが3か所、高台に欠けがあります。状態は写真でご確認ください。

須恵器は4世紀頃、朝鮮半島で焼き始められた硬質陶器(b器)で4世紀後半、日本に伝来しました。 その多くは朝鮮半島南部の伽耶から輸入されたもので、5世紀中頃には日本でも生産が始まります。本品は5〜6世紀頃、新羅で製作された輪線壺。祭器として用いられた作品です。肩部に自然釉が掛かり、胴部に輪線、底部に櫛文が施されています。末尾の参考写真のある須恵器の首部と比較すると本作が新羅系須恵器であることが判ります。時代を感じさせてくれる古代の焼物。インテリア、花器としてもお楽しみください。
















参考写真
「国立慶州博物館図録 通川文化社」

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