根来塗様式 朱漆 隅切り盆
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3614
送料込み 16,000円

横幅 約36.5cm×37cm/高さ 約2.8cm

一部に経年のスレ、剥がれ、傷、見込みにひび割れの直し、底部の足を外して直した跡があります。状態は写真でご確認ください。

根来塗は鎌倉時代、紀伊・根来寺の真言僧が主導して始まった漆工芸です。堅牢にするため黒塗を塗った後、その上に朱漆を塗り重ねました。江戸時代中期まで漆は貴重品で金と同等の価値があったと言われています。本品は江戸時代後期に作られた根来塗様式の隅切り盆。この時期、他の地域でも根来風の作品が作られています。もともとあった四つ足を取って平らな盆に仕上げた作品です。酒器や向付をのせる盆、民芸を飾る台などにご使用ください。



















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