李朝 粉青沙器 象嵌 紙縒り文 鉢
(李朝時代前期 15世紀)

商品番号 3613
送料込み 13,000円

口径 約18.5cm/高さ 約8cm/高台径 約5.5cm

見込みと口辺に約1cmと約4cmの直し、鉢の約半分は釉薬がカセている状態です。状態は写真でご確認ください。

高麗から李朝に政権が交代した14世紀、粉青沙器と呼ばれる新しい様式の焼物が出現します。灰釉、刷毛目、井戸などの多様な粉青沙器は独特の味わいがあるので古美術品として人気があります。本品は見込みに紙縒りと丸文の象嵌を施した鉢。他国の陶器にはない李朝独自の作品です。見込みを見ると太陽や星が輝きを放っているように見えます。李朝第4代皇帝・世宗(1397年〜1450年)は天文学に熱心な国王だったので、その影響を受けて作られた鉢かもしれません。李朝興隆期を感じさせてくれる作品です。
















見込みと口辺に約1cmと約4cmの直し




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