野生司香雪 老梅双雀図 軸
(昭和時代 20世紀中頃) 商品番号 3508
本紙サイズ 縦横 121cm×35.5cm 絹本肉筆。経年の汚れや染み、表具に折れがあります。状態は写真でご確認ください。 野生司香雪(のーすこうせつ、1885年〜1973年、香川県生まれ)は大正、昭和時代に活躍した日本画家です。東京美術学校を卒業後、インドに滞在、日本に古代インドの仏教美術を紹介するパイオニアとなりました。本品は野生司が仏教を題材とする作品を製作するかたわらに描いた老梅双雀図。一般的に野生司は仏教画家として知られていますが、このような作品を描いているので微笑ましい感じがします。梅の枝の上にとまるカップルの雀の仲睦ましい様子を描いた作品です。見ていると作者の優しさが伝わってきます。お正月に床の間にかけてお楽しみください。 | ||
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