偕楽園焼 三彩 鉢
(明治時代 19世紀後半) 商品番号 3506 口径 約17.5cm/高さ 約9.5cm/高台径 約8cm 総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。 偕楽園焼は文政年間(1820年前後)、紀州藩主・徳川治賓が西浜御殿に築かせた御用窯です。藩主が使用する茶碗などのお茶道具の他、美しい三彩の作品を製作しました。幕末になると藩の御用を離れ、三彩は紀州内の男山窯、瑞芝窯で生産されるようになります。本品は明治時代に藩窯作品を踏襲して製作された三彩の鉢。高台に「南紀偕楽園焼」の銘が入っています。江戸時代の伝統を残した美しい作品です。菓子器の他、盛り鉢に使うと料理が映えると思います。 | ||
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