李朝 木彫 十王像
(李朝時代後期 19世紀中頃) 商品番号 3470 高さ 約21.5cm/横幅 約15cm/奥行 約6.5cm 経年の汚れや傷みがあります。状態は写真でご確認ください。 十王は道教や仏教で、地獄において亡者の審判を行う10尊の裁判官的な尊格です。死者を地獄へ送り、六道への輪廻を司る職掌を持つため畏怖の対象となりました。『十王経』や恵心僧都源信の『往生要集』に詳細が記されています。本品は李朝で製作された木彫の十王像。儒教中心の李朝で作られた珍しい木彫像です。日本や中国の十王像とは異なった雰囲気を持っている平べったい珍しい造形。世の中にはまだまだ珍しい作品が多数あるようです。 | ||
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