壺屋焼 焼き締め 鬼の腕 徳利
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 3463
高さ 約31cm/胴径 約11cm 口辺に約1.2cmと2cmの直し、高台に使用傷があり、底部から水が漏れます。花器として使用する場合は、内側を樹脂塗料や防水スプレーなどでコーティングをしてからご使用ください。状態は写真でご確認ください。 壺屋焼は沖縄(琉球)の焼物で、無釉薬のアラヤチ(荒焼)と大陸系の絵付けがされた上焼があります。本品は通称「鬼の腕(ウニヌーティー)」と呼ばれる泡盛を入れる徳利。このような造形の起源は宋時代(12世紀)の磁州窯・葡萄酒入れに求めることができます。琉球王国は高麗の影響を受けているので、高麗からの移民がこのような作品を作ったのでしょう。無釉で、これぞ南蛮焼といった感じがあります。シンプル、渋めの作品です。 | ||
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