上野焼 鉄絵 いっちん 草花文 徳利
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3462
ご売約、ありがとうございました

高さ 約29.3cm/胴径 約16.5cm
口径 約5cm/高台径 約9.8cm

窯傷や口辺に約4mmのホツ、1.5cmのニュウがあり、底部の窯傷から水が漏れます。花器として使用する場合は、内側を樹脂塗料や防水スプレーなどでコーティングをしてからご使用ください。状態は写真でご確認ください。

上野焼は17世紀初め、細川忠興の藩命によって豊前国上野に開かれた窯です。細川家が肥後に転封した後、上野焼は皿山本窯を残し、小笠原藩の御用窯として活動を続けました。本品は19世紀前半にいっちん技法を使って製作された鉄絵の草花文徳利。上野焼を示す渦巻文が印刻されています。一般的ないっちんは白釉を使用しますが、本作には黒色が使用されています。器形も李朝徳利のような下膨れで、日本の陶器としては珍しい形をしています。インテリアとしてお楽しみください。






















上へ戻る     閉じる