伊万里焼 染付 矢羽根 そば猪口
(江戸時代中期 18世紀中頃) 商品番号 3457 口径 約8.2cm/高さ 約6.3cm/高台径 約6.2cm 窯傷はありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。 18世紀前半、徳川吉宗が享保の改革を行うと北前船の拡大によって商品流通が活発になります。また、醤油の発明、漁業の技術改良などが日本人の食生活を一変させ、それに合わせたデザインの食器が開発されます。本品は魔除けとなる矢羽根文を描いたそば猪口。袴の部分に格子文が施されています。規律正しく描かれた矢羽根とずらして描かれている格子文の組み合わせが動きのある作品です。柴田コレクションにも同手の作品があります。普段使いの食器として楽しみください。 | ||
参考写真 「佐賀県立九州陶磁文化館 柴田コレクションW」 |