発掘 常滑焼 呼継ぎ 壺 参考品
(鎌倉時代 13世紀)

商品番号 3412
送料込み 20,000円

高さ 約27cm/胴径 約20cm
口径 約12cm/高台径 約9cm
保存箱付き

発掘品のため全体的に呼継ぎ直しがあり、底部に座りを安定させるためのパテが付いています。状態は写真でご確認ください。

常滑焼は、愛知県常滑市周辺で平安時代末期から活動している六古窯の一つです。中世から近世にかけて壺や甕などを製作、作品は全国各地で使用されました。本品は物原に廃棄されていた陶片を集めて復元した鎌倉時代の壺。本作のような壺は当時、経典や鏡などの宗教用具を入れる祭器として使用されました。三筋壺の流れを汲む縦長の壺。釉薬の一部が海鼠釉になっている中世陶の雰囲気を感じさせてくれます。落としを使って秋草などを活けると映えるでしょう。


















上へ戻る     閉じる