長与焼 染付 唐草文 大鉢
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 3409 口径 約38cm/高さ 約11cm/高台径 約19.5cm 窯傷や高台に1カ所欠けがありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。 長与焼は、長崎県の大村藩が1680年代に西彼杵郡長与に開かせた窯です。1780年代になると磁器窯となり有名な長与三彩を生産しました。本品は文政3年(1820年)に窯が閉じられる前に作られた染付の唐草文大鉢。青海波を亀の甲羅、唐草を鶴の首に見立てて、それを卍文でつないだ吉祥尽くしの作品です。見込みに描かれている巻物などの十字形で隠れキリシタンが注文した作品であることがわかります。正月や節句などハレの日に使用されたのでしょう。 | ||
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