安徽省 三彩 花文 掻き落とし壺
(清朝 19世紀中頃)

商品番号 3394
送料込み 35,000円

高さ 約16cm/胴径 約19.5cm
口径 約10.2cm/高台径 約14.7cm
保存箱付き

窯傷や口辺に若干の釉ハゲがありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

安徽省は上海市、南京市の西にある中国の省です。黄山をはじめ風光明媚な山が多く点在し、古典絵画や詩の題材となっています。陶芸では宋代から華北の陶磁器を模倣した作品を残しています。本品は清朝後期に作られた三彩掻き落とし花文壺。宋代の磁州窯作品を写したかわいらしい作品です。このような作品はガレナ釉として浜田庄司や壺屋焼の作家に影響を与えています。中国の民芸品とも言える作品。民芸ファンにお勧めします。






















参考写真
濱田庄司[ガレナ釉蓋壺]
濱田庄司記念益子参考館蔵 1922年


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