伊万里焼 染付 中国人物 風俗図 小鉢
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 3368 口径 約14.8cm/高さ 約4.8cm/高台径 約5.5cm 完品です。状態は写真でご確認ください。 18世紀後半、有田では清朝やオランダ文化の影響を受けて新しいデザインの作品の製作が始まります。さらに19世紀になると庶民文化の意匠を取り入れ、伊万里焼の多様性が拡大しました。本品は染付で中国風の建物の前にいる4人の中国(清朝)人を描いたボウル型小鉢。当時、有名だった伊万里焼の百子堂と同形の作品です。長崎では本作のような小鉢に中華料理を盛って楽しんだのでしょう。江戸時代の長崎文化を感じることのできる異国情緒のある珍しい作品です。 | ||
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