亀山焼 染付 線描き 草花文 平鉢
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 3364 口径 約33.8cm/高さ 約9cm/高台径 約17.7cm 窯傷はありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。 亀山焼は1804年、長崎奉行の支援で長崎に開かれた窯です。陶土は天草土、呉須は奉行所の援助もあり唐船舶載の最高のものを使用しています。本品は線描きでデフォルメされた草花を描いた鉢。染付の部分が十字形、中央の円がキリストの被っていた茨を連想させるデザインとなっています。長崎貿易を行っていた外国人商人が注文した鉢でしょう。隠れキリシタンの多かった異国情緒たっぷりの長崎の作品。食器の他、インテリアとしても楽しめるでしょう。 | ||
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