「○象」銘 狸と満月、秋草図 軸
(大正時代〜昭和時代初期 20世紀前半)

商品番号 3339
送料込み 20,000円

本紙サイズ 縦横 114cm×38cm
軸サイズ 縦横 188cm×50cm
保存箱付き

絹本肉筆。経年の染みや汚れ、折れがありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

江戸時代、狸は畑を荒らす害獣として、泥棒する猫と同様に嫌われていました。それが一変したのは1925年(大正14年)、野口雨情と中山新平による「証城寺の狸囃子」が童謡としてヒットした後です。明治時代、その歌や信楽焼の狸作品と共に狸は人気者となりました。本品は大正時代前後に描かれたと考えられる狸と満月の軸。「証城寺の狸囃子」の影響を受けて描かれた作品でしょう。丁寧に狸を写実した季節感のある軸です。飾ると秋を感じることができるでしょう。


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