李朝 染付 草文 小壺
(李朝時代後期 19世紀中頃) 商品番号 3147
高さ 約6cm/胴径 約8.2cm 胴部に窯キズがありますが、状態の良い作品です。状態は写真でご確認ください。 19世紀に入ると李朝では呉須の輸入が増え、多くの染付作品が製作されるようになります。その結果、染付磁器は貴人階層だけではなく、庶民層も使用が可能になりました。 本品は染付が一般に普及し始めた頃、地方窯で作られた染付の壺。この時代、まだ地方では呉須が貴重品だったらしく、本作の染付には少量の呉須しか使用されていません。それが逆に本作の繊細な個性となっています。小さくても繊細さを感じることのできる作品です。牙蓋を付けると、夏向きの茶入れになります。かわいい作品です。 | ||
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