牛ノ戸焼 油壺
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 3142
送料込み 6,000円

高さ 約7.5cm/胴径 約7.8cm
口径 約2.3cm/高台径 約4.4cm

経年の汚れや窯傷はありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

牛ノ戸焼は天保年間に、島根から来住した石州窯系の名工・金河藤七により始められた、鳥取市河原町で製作される陶器です。明治時代、濃尾系陶磁器の販路拡大にともない窯を縮小させますが、民芸運動家であった柳宗悦やバーナード・リーチらの指導を受け、全国的に知られるようになりました。本品は民芸運動以前に作られたシンプルな形の油壺(女性が鬢付け油などを入れた化粧道具)です。地味ですが民芸の美しさを持つ作品です。コロンとした愛らしい丸みを帯びた形をしています。インテリア、花器としてお楽しみください。
















参考写真
「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」

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