浦富焼 染付 山水文 筆筒
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3137
送料込み 6,000円

高さ 約10.6cm/胴径 約6cm
口径 約5.8cm/高台径 約6cm

底部に約3cmの陶片を使用した古い焼継直し、肩の象嵌に1カ所窯傷があります。状態は写真でご確認ください。

浦富焼は安政二年(1855年)、鳥取県岩美郡岩美町浦富に開かれた窯です。最初は鳥取藩の支援を受けましたが、元治元年(1864年)に民窯となり、簡単な染付をした日常雑器を生産しました。本品は藩窯時代に作られた山水文の筆筒。絵の上手さから、プロの絵師が絵付けをしたことがわかります。掲載した末尾参考写真と比較すると本作が浦富焼で作られたことがわかるでしょう。凝ったデザインの珍しい形をした文具。筆立てとしてご使用ください。











参考写真
「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」


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