木彫 毘沙門天
(室町時代後期 16世紀)

商品番号 3124
ご売約、ありがとうございました

高さ 約12.5cm/横幅 約5cm/奥行 約4cm

経年の汚れや傷みがあり、両手、顔の一部、邪鬼の左手の一部が欠損しています。状態は写真でご確認ください。

毘沙門天は仏教の持国天、増長天、広目天と共に四方を守護する四天王の一尊です。ヴェーダ時代(紀元前1000年頃)にインドで生まれ、ヒンドゥー教のクベーラ(日本の金毘羅)として日本に伝来(四天王寺など)、現世利益、勝負事の神として信仰されました。本品は室町時代後期に製作された木彫の毘沙門天像。台座の部分に「王皿」の文字が彫られています。造形が古風で中世の感じが残っている小さくても存在感のある作品です。












参考写真
「平凡社 別冊太陽 骨董を楽しむ22 日本骨董大図鑑

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