高屋焼 染付赤絵 山水漢詩文 花瓶
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3111
ご売約、ありがとうございました

高さ 約30cm/胴径 約11.5cm
口径 約8cm/高台径 約10cm

経年の汚れが付着、下部に約3cm×2cmの金直しがあり、高台中央のニュウから水が漏れますので、花器としてご使用の際は筒状の落としをご利用ください。状態は写真でご確認ください。

高屋焼は天保元年(1830年)、兵庫県豊岡市に開かれた窯です。高屋焼近辺には久美浜焼や出石焼の窯群があり、但馬の窯は日本海を通じて各地に製品を頒布しました。本品は胴部に山水と漢詩がデザインされた花瓶。豊岡藩執政・坂本守清が他の作品に漢詩を施しているので、本作も守清周辺にいた文人が漢詩を施した作品だと考えられます。高屋焼は染付作品が主なので赤絵の入った作品は珍品。資料性の高い高屋焼の貴重品です。















参考写真
「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」


上へ戻る     閉じる