閑谷焼 獅子置物
(江戸時代前期 元禄 17世紀後半)

商品番号 3102
ご売約、ありがとうございました

高さ 約26.5cm/横幅 約40.5cm/奥行 約17cm
重量 約7kg

経年の汚れが付き、左足の爪、尻尾、牙、巻き毛の一部に直しがあります。状態は写真で御確認ください。

閑谷焼は17世紀後半、備前岡山藩主・池田光政が和気郡伊里村(岡山県備前市)に聖堂、講堂の瓦を焼かせるために開かせた窯です。建物の完成後、光政は藩内の陶工にその窯を使わせて工芸品を製作させました。本品は開窯後に製作された獅子置物。動きのある獅子が活き活きと表現されています。同じような獅子置物は備前焼や伊部焼にもありますが、閑谷焼の土は両窯の土よりも荒いので本品が閑谷焼であると鑑定できます。いずれにせよ、備前藩の工芸、文化レベルの高さを感じさせてくれる迫力のある作品です。インテリアとしてお楽しみください。



















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