漆器 台付き 刳り膳
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3088
ご売約、ありがとうございました

口径 約27cm〜28cm/高さ 約6.5cm/高台径 約19cm〜20cm

口辺に約7cmの直しがあります。状態は写真でご確認ください。

産地の詳細は不明ですが作風から浄法寺塗ではないかと考えられます。浄法寺漆は岩手県二戸市浄法寺町で製作される漆器で江戸時代、南部藩の統制下で発展、明治時代、漆器の需要が高まると東北地方の漆器生産の中心地となりました。本品は江戸時代後期に作られた刳り貫き膳。厚みのある漆が塗られた根来風の作品です。当時、日本人は銘々膳を使用し、個別で食事をしていました。大木をくりぬいた東北らしい味のある民芸漆器です。小ぶりなので、お好みの酒器や陶器の食器を乗せて食事をすると楽しいでしょう。


















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