石彫 観音菩薩 座像
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 3058
ご売約、ありがとうございました

高さ 約22cm/横幅 約17.7cm/奥行 約13cm

古い彩色が剥げ、色は塗り直されています。経年の汚れや摩耗がありますが、大きな割れや欠けなどはありません。状態は写真でご確認ください。

観音菩薩はサンスクリット語のアヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァという仏です。仏教では菩薩の一尊で、古代から「観音経」に基づいて広く知恵の仏として、信仰・礼拝の対象になっています。本品は江戸時代後期に作られた石彫の観音菩薩像。観音信仰は近畿から以西が盛んなので西日本で製作された作品だと考えられます。観音霊場三十三所の巡礼場の近くの祠などに祀られていたのでしょう。左手に蓮の花を持つ、小さくても存在感のある美しいお顔の観音菩薩です。庭などに飾ると雰囲気が出ると思います。

















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