伊万里焼 藍柿右衛門 染付 山水文 壺
(江戸時代前期 元禄 17世紀後半)

商品番号 3038
ご売約、ありがとうございました

高さ 約21.5cm/胴径 約17.5cm
口径 約10.7cm/高台径 約9cm

口辺から底部までのニュウの補修があります。全体的に甘手ですが水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

藍柿右衛門は17世紀後半に製作された伊万里焼で、4代柿右衛門の作った延宝年製の作品は伊万里焼作品の最高峰とされています。本品は中期柿右衛門(5代〜7代)の作家・五代柿右衛門(1660年-1691年)の作った染付山水図の壺。五代は他の柿右衛門に比べると技術が劣るとされていますが、カジュアルで民芸風の絵付けは後世に大きな影響を与えています。幕末期に作られた切込焼などは5代の作風を模倣した染付磁器と言えるでしょう。傷がありますが、発色の良い上手の呉須を使用した鑑賞に堪えうる作品です。インテリアとしてお楽しみください。


















上へ戻る     閉じる