伊万里焼 染付 竹と梅文 尺皿
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 3007
ご売約、ありがとうございました

口径 約28.5cm/高さ 約5.4cm/高台径 約18.5cm

窯傷はありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

19世紀前半、化政時代になると磁器生産が日本各地で始まり、磁器は庶民に手の届く存在となりました。その中でも伊万里焼の作品は他の窯の追随を許さない品質を保っていました。本品は有田皿山が文政の大火(1928年)に見舞われる以前に作られた染付牡丹文の尺皿。化政文化の開花と共に本品のような食器に寿司や魚介類などの料理を盛って町人たちは食を楽しんだようです。竹と梅の絵が上手に描かれ見ごたえのある作品。飾ると冬景色を感じさせてくれます。観賞の他、和食の基礎が確立された江戸時代後期を想像しながら本作を使用すると楽しいでしょう。













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