浦富焼 染付 鶴仙人 徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2969
ご売約、ありがとうございました

高さ 約29cm/胴径 約19.5cm
口径 約4.4cm/高台径 約11.5cm

全体の約1/3程度に釉薬のカンニュウがあります。水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

浦富焼は安政二年(1855年)、鳥取県岩美郡岩美町浦富に開かれた窯です。最初は鳥取藩の支援を受けましたが、元治元年(1864年)に民窯となり、簡単な染付をした日常雑器を生産しました。本品は民窯になる以前に作られた染付鶴仙人の徳利。絵の感じからプロの絵師が絵付けしたことがわかります。詳細は不明ですが絵付けをした作者名が染付で記されています。掲載した末尾参考写真の宝珠文と本作の宝珠文を比べると本作が浦富焼の作品であることがわかります。軽やかな感じがする染付徳利です。国焼ファンにお勧めの一品。山陰の磁器作品をお楽しみください。












参考写真
「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」

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