銅製 ナーガ像
(カンボジア 18世紀)

商品番号 2947
ご売約、ありがとうございました

高さ 約12.7cm/横幅 約4.2cm/奥行 約4cm

経年の錆や汚れが付着しています。状態は写真でご確認ください。

カンボジアは、インドシナ半島南部に位置するクメール人の国家です。クメール文明は802年から1431年、現在のカンボジア地方で栄えた文明でアンコールワットなどの寺院を建設しました。その後、タイのアユタヤ王朝に征服されますが、現代までカンボジア人はクメール文明の伝統を守り続けています。本品はウドンに首都があった時代(1618年〜1866年)に製作された銅製のナーガ像。ナーガはウミヘビの一種で、その上で瞑想するブッダ像の起源はクメール文明まで遡ります。光背の七匹のナーガは北斗七星を表わしており、記紀神話のヤマタノオロチと共通するものがあります。タイの仏像とは一味違った雰囲気を持つナーガ像です。

















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