李朝 鉄製 薬研 薬研車
(李朝時代後期 19世紀後半)

商品番号 2934
ご売約、ありがとうございました

本体の高さ 約13.5cm/横幅 約36.5cm/奥行 約10.5cm
薬研車の径 約16.5cm/幅 約23cm

一部が錆びによって欠損しています。錆びているので触っていると小さな鉄の粉がこぼれ落ちます。状態は写真でご確認ください。

朝鮮半島で鉄の生産が始まったのは紀元前4世紀頃です。当初は農具として生産され、それを使うと生産性が上がるので領主たちはこぞって鉄を求めました。中国の書には古墳時代、日本人が鉄を求めて朝鮮半島南部に渡ったことが記されています。本品は19世紀後半に作られた鉄製の薬研。薬研は薬材を粉末化したり、汁にしたりするための道具です。日本の薬研と比べると素朴な感じがします。三日月のようなシンプルな造形で現代彫刻のようなオブジェ感があります。インテリア、落としを用いて花器としてお楽しみください。
























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