高浜焼 染付色絵 栗文 徳利
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2873
ご売約、ありがとうございました

高さ 約23cm/胴径 約13.2cm
口径 約2.7cm/高台径 約8cm

窯傷や擦り傷がありますが、完品です。水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

高浜焼は、江戸時代後期(18世紀後半)から明治時代にかけて熊本県天草郡高浜村で製作された焼物です。高浜村がある天草西岸一帯は良質な磁土、天草原石の産地で、地元の名家上田家が製陶業に従事しました。瀬戸焼の名工加藤民吉は磁器製法を学ぶために、一時、上田家に住んでいたと言われています。本品は胴部に染付色絵で栗を描いた磁器製の徳利。高浜焼独自の絵付け、デザインで伊万里製品とは一味違う作品に仕上がっています。同じ磁器作品でも産地によって作風が違うのが面白いですね。














参考写真
「平凡社 日本やきもの集成12 九州U」


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