赤膚焼 御本手 象嵌 鉢
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2868
ご売約、ありがとうございました

口径 約17cm/高さ 約6.6cm/高台径 約7.5cm

口辺から約4.5cmと5cmのニュウがあります。状態は写真でご確認ください。

赤膚焼は、18世紀後半から奈良市五条町で大和郡山藩主・柳沢尭山の後援を受けて創業した窯です。天保年間(1830年〜44年)、奥田木白が赤膚で作陶を始めた時期から名品を生み出し、名声を得ました。本品は明治時代に作られた御本手象嵌の鉢。木白以降、赤膚焼では萩焼風の釉薬が用いられたので、本品も萩焼風に仕上がっています。古都奈良らしい上品な作品です。秋の菓子器、食器としてご使用ください。













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