美濃焼 発掘 灰釉黄瀬戸 徳利
(江戸時代初期 17世紀前半)

商品番号 2834
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20cm/胴径 約9.8cm
口径 約4.3cm/高台径 約7cm

発掘品のため、首部に呼継ぎ、口辺に直し、胴部に窯傷があり、底部の窯傷から若干の水漏れがあります。状態は写真でご確認ください。

16世紀後半に美濃地方で作られた焼物に黄瀬戸があります。黄瀬戸は総称で、はっきりとした概念が確立されていませんが、一般に灰釉を使用し、それが黄金色に発色したものを「黄瀬戸」と呼んでいます。(狭い意味では胆礬(タンパン)を使用し、緑釉を施した作品を「黄瀬戸 あやめ手」と呼んでいます)。本品は物原から発掘された黄瀬戸の徳利。発掘品なので状態は悪いのですが、御深井釉と黄瀬戸の部分の対比がわかるので、黄瀬戸の技術を考察する面白い資料、貴重品です。インテリアや鑑賞としてお楽しみください。

















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