桜井 一良作 輪島塗 黒漆金蒔絵 秋草文 棗
(昭和時代 20世紀中頃)

商品番号 2822
送料込み 10,000円

高さ 約7cm/胴径 約6.8cm/口径 約6.3cm

良い状態です。状態は写真でご確認ください。

桜井一良(昭和9年生まれ)は琳派の画風を独特な構図と大胆な色使いで表現した輪島の蒔絵作家です。棗(なつめ)は抹茶を入れるために用いられる茶器の一種。木製漆塗りの蓋物容器で、植物のナツメの実に形が似ていることから、その名前が付けられました。抹茶容器には濃茶を入れる陶器製の茶入(濃茶器)と薄茶を入れる塗物の棗があり、棗は江戸時代後半、実用というよりも観賞用に装飾性が施されるようになりました。本品は輪島で製作された黒漆金蒔絵の秋草文棗。シンプルなデザインですが秋らしさを十分に感じさせてくれる作品です。実際に使用する以外に、インテリアとして飾ると美しいでしょう。



















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