切込焼 染付 女郎花 猪口2客
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2816
ご売約、ありがとうございました

口径 約6cm/高さ 約6cm/高台径 約3.5cm

窯傷や高台に若干の使用傷がありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

切込焼は、天保年間(1830年〜1843年)、現在の宮城県加美町に創設された窯です。仙台藩の保護を受けると生産量が増加、東北地方の磁器需要を満たしました。本品は秋の七草の一つ、女郎花を描いた猪口。赤い土と蝶や秋草の描き方(末尾参考写真、参照)から切込焼の作品と鑑定できます。切込焼の魅力は手慣れた筆使いで描かれた絵付け。素朴なタッチで風情を表現しています。ぬる燗向きの猪口。秋の季節感をお楽しみください。













参考写真
「無明舎出版 切込焼 山野英雄」


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