菊池容斎 月を愛でる平重盛 軸
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2806
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 23cm×20cm
軸サイズ 縦横 118cm×34cm
共箱付き

絹本肉筆。共箱が付属します。経年による染みや汚れがあります。状態は写真でご確認ください。

菊池容斎(1788年〜1878年、江戸生まれ)は江戸時代後期から明治時代初頭にかけて活躍した日本画家、絵師です。歴史人物画に優れ、『前賢故実』の作者として知られています。本品は箱書きに「平重盛」とある軸。重盛が満月を眺めている様子が描かれています。重盛は武士ですが邸宅に48の灯篭を並べ、灯篭大臣と呼ばれた風流人でした。 容斎は、温厚であったがゆえに父清盛と後白河法皇の間で苦労した重盛を尊重して本軸を製作したのでしょう。小さい作品ですが歴史を感じさせてくれる良品です。中秋の名月の時期に掛けてお楽しみください。

 


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