浦富焼 染付山水 陽刻獅子文 花瓶
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2797
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20cm/横幅 約9.5cm角/対角 約12cm
口径 約6cm角/高台径 約7cm角

窯傷がありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

浦富焼は安政二年(1855年)、鳥取県岩美郡岩美町浦富に開かれた窯です。最初は鳥取藩の保護を受けて活動しましたが、元治元年(1864年)に民業となりました。本品は保護下時代に作られた初期の染付の花瓶。御用窯の作品らしく造形や絵付けが丁寧に施されています。末尾の参考写真の作品(穴がある部分などが共通)を製作した職人が作った作だと考えられます。平戸焼の作品を模倣して作った作品ですが、肌合いや染付に浦富焼らしさを感じることができます。資料館に保存されるクラスの名品です。インテリア、花器としてお楽しみください。












参考写真
「平凡社 日本やきもの集成 8 山陰」


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