平佐焼 白磁 盃洗
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2782
送料込み 8,000円

口径 約14.4cm/高さ 約11.2cm/高台径 約11.2cm

見込みの約7cmの窯傷に直しがありますが、裏側にも直しがあるため、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

平佐焼は18世紀中頃、薩摩藩の川内平佐に開かれた窯です。江戸時代後期になると天草地方から陶石を取り寄せて染付磁器を作りました。本品は幕末期に作られた白磁の盃洗。他の窯の白磁では出ない平佐焼独特の白磁の魅力を持つ作品で、美しい白い肌に丸みを帯びた造形が魅力的です。薩摩ではあまり日本酒は飲まなかったので、日本酒用の盃洗は貴人たちが使用する物だったのでしょう。市場で見かけることのない珍品です。













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