美濃焼 緑釉 あわび型 平鉢
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2741
ご売約、ありがとうございました

口径 約22.5cm×18cm/高さ 約7cm

経年の汚れが付き、口辺に約2mm〜1cmの直しが数か所あります。状態は写真でご確認ください。

あわびは縄文時代から日本人が食べている食物です。あわびの殻は古代から中世にかけて食器に使用され、江戸時代になると有田地方で伊万里焼のアワビ型磁器の作品が製作されるようになりました。本品はそれを模して作られた美濃焼のあわび型七寸皿。江戸時代後期のなるとアワビ型の皿は日本各地の窯で作られるようになりますが、美濃織部のあわび型作品は珍品の部類に入ります。もぐさ土が使用されているので美濃産であることがわかります。本作に魚介類を盛ると映えるでしょう。


















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