上神焼(かずわやき)藁灰釉 徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2740
ご売約、ありがとうございました

高さ 約28cm/胴径 約18cm
口径 約5cm/高台径 約9cm

経年の汚れがありますが、割れや欠けはありません。状態は写真でご確認ください。

上神焼は江戸時代後期に鳥取県倉吉市周辺で作られた陶器の総称です。弘化年間(1844年〜1848年)に京都から招いた陶工が茶陶器の製作を始め、後に雑器窯に変わります。本品は幕末期に作られた藁灰釉の徳利。白釉の部分が一部、水色に発色し、本作の個性となっています。磁器の徳利とは違う、陶器ならではの温かさを持つ徳利。市場に滅多の出品されることのない珍品。国焼の美しさをお楽しみください。













参考写真
「平凡社 日本やきもの集成8 山陰」


上へ戻る     閉じる