切込焼 染付 氷裂花文 そば猪口
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2698
ご売約、ありがとうございました

口径 約6.9cm/高さ 約5.5cm/高台径 約4.7cm

完品です。状態は写真でご確認ください。

切込焼は、天保年間(1830年〜1843年)、現在の宮城県加美町に創設された窯です。仙台藩の保護を受けると生産量が増加、東北地方の磁器需要を満たしました。本品は伊万里焼の宝暦様式の作品を模した染付そば猪口。切込焼の鑑定は難しいのですが、生地の薄さと染付の薄さから切込焼と鑑定しました。末尾に掲載した伊万里焼の参考作品と比べると呉須の濃さやタッチの強さが本作と違うことが確認できると思います。優しく、繊細な感じの国焼作品です。普段使いの食器、酒器としてお楽しみください。










参考写真
「佐賀県立九州陶磁文化館 柴田コレクションW」



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