能茶山焼 染付 菊唐草文 そば猪口
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2697
ご売約、ありがとうございました

口径 約9.2cm/高さ 約6.8cm/高台径 約6.7cm

完品です。状態は写真でご確認ください。

能茶山焼は文政3年(1820年)、土佐藩の御用窯として開かれた窯です。肥前平戸や砥部より陶工を招き、良質の磁器を明治初年まで製作しました。明治時代になると民間窯として活動、個性のある日常雑器を生産しました。本品は能茶山焼、御用窯時代に作られた染付菊唐草文のそば猪口。上質な胎土、呉須を使って丁寧に作られているので、一目で御用窯の作品であることがわかります。袴のデザインからも能茶山焼であることが鑑定できます。能茶山焼御用窯のそば猪口は市場に出ない珍品。向付、酒器などの食器としてお楽しみください












参考写真
「平凡社 日本やきもの集成10 四国」

右の蕎麦猪口の口辺内側のデザインが能茶山焼の特徴を表しています


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