河野扶 油絵 M10号 「カンヌ」
(昭和時代 1971年)

商品番号 2627
ご売約、ありがとうございました

ピクチャーサイズ 縦横 32.5cm×52.5cm
額サイズ 縦横 48.5cm×68.5cm

キャンバスに油彩。前面ガラス、木製額。状態は写真でご確認ください。

河野扶(かわのたすく 1913〜2002年)は代々藩医を務めた宮崎県の家に生まれ、京都第三高等学校に通いながら須田国太郎の指導を受け、東京大学理学部数学科を卒業した異色の画家です。定時制校の数学教師をしながら生涯、絵を描き続けました。近年注目され、多くの美術館(2021年、東御市梅野記念絵画館で回顧展)、画廊で個展が開催されています。本品は1971年にフランスで描かれたカンヌの街。河野は禅などの影響を受けた作品も製作していますが、その時の作風とは異なり、明るい感じの絵に仕上がっています。南フランスの感じが良く出た洒落た作品です。飾ると部屋が明るくなるでしょう。


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