猿投 白瓷 山茶碗
(平安時代 11世紀)

商品番号 2618
ご売約、ありがとうございました

口径 約16.6cm/高さ 約5.5cm/高台径 約8.5cm

経年の汚れが付き、口辺に7cmのニュウの直しがあり、水を含ませると発掘臭がします。状態は写真でご確認ください。

猿投窯は尾張(愛知県)南部で5世紀から13世紀まで、約900年間、活動した古代窯です。初期の須恵器から鎌倉時代の山茶碗まで多様な作品を製作しました。本品は平安時代に作られた白瓷の茶碗。高台が付いているので平安時代の作だと鑑定できます。発掘品ですが形が残っており、白い土と所々に掛かった自然釉が猿投の雰囲気を感じさせてくれます。藤原氏が活躍した貴族文化時代の作品だと思うと興味深いですね。観賞、食器としてお楽しみください。














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