糸園和三郎 臼杵石仏 リトグラフ 額
(平成6年 1994年)

商品番号 2612
ご売約、ありがとうございました

ピクチャーサイズ 縦横 44cm×34cm
額サイズ 縦横 71cm×56cm

木製額、全面ガラス。状態は写真でご確認ください。

糸園和三郎(1911〜2001年、大分県中津市生まれ)は、昭和から平成にかけて活躍した洋画家です。川端画学校、前田寛治写実研究所に学び、1931年頃から独立展に出品、シュルレアリスムの影響を受けた作品を製作、1939年に福沢一郎、北脇昇、麻生三郎、寺田政明らと美術文化協会の結成に参加、1943年には麻生、寺田、松本竣介、靉光、鶴岡政男、井上長三郎、大野五郎と新人画会を結成しました。本作は糸園晩期の臼杵の石仏を描いたリトグラフ。右隅の余白に「HC(非売品)」のマーク、裏に「平成6年」の書付があります。大分県は平安時代、唐文化の影響を受けた秦氏の根拠地で独自の仏教文化圏を築いていました。豊かな人生を送った糸園ならではの優しい感じの作品です。飾ると古代に思いを馳せることができるでしょう。

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