小代焼 海鼠釉 かけ流し 壺
(江戸時代中期 18世紀後期) 商品番号 2545
高さ 約21cm/胴径 約16.5cm 口辺に釉ハゲ、肩部に石ハゼ、窯傷等があります。状態は写真でご確認ください。 小代焼は1632年、肥後に転封した細川忠利が藩命によって開かせた窯(熊本県荒尾市周辺)です。 作風は荒めの土を鉄釉で覆い、その上に白釉や黄釉をかけ流しています。本品は18世紀後期に新しく創業した甕焼窯で作られたと考えられる壺。海鼠釉薬を見ると、面と線の二種類のかけ流しが施されています。それを見ると陶工がかけ流しによって本作をデザインしたことがわかります。九州の陶器らしい豪快さが魅力の作品。小代焼の好きな方なら本作の魅力は十分、理解できるでしょう。観賞用、花器としてお楽しみください。 | ||
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