平戸焼(三河内焼) 色絵 人物動物文 尺皿 共箱付
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2543
ご売約、ありがとうございました

口径 約31.5cm/高さ 約6.5cm/高台径 約cm
共箱付

経年の汚れがつき、一部、金彩が剥げている部分がありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。オリジナルの共箱付き。

平戸焼は江戸時代初期、長崎県の平戸にいた陶工が佐世保(三河内)に移住して作った焼物です。平戸焼の特徴は有田焼よりも地肌が白く、薄く、細工物に優れている点です。本品は幕末期に製作された色絵の尺皿。デザインに十字文(色がユニオンジャックの色)を採用しているのでイギリス人貿易商が注文した可能性があります。唐子、狆(犬)、獅子や鳥などと共に植物が華やかに描かれ、和風に洋風を混ぜたエキゾチックな作品に仕上がっています。平戸焼の色絵は数が少ないのですが、特徴である緑の釉薬が美しく発色しています。普段使いの食器、インテリアとしてお楽しみください。







参考写真
「平凡社 日本やきもの集成11 九州T」


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