美濃焼 織部 むぎわら手 蓋付向付 5客
(明治時代 19世紀後半) 

商品番号 2538
ご売約、ありがとうございました

口径 約15cm/高さ 約8.5cm/高台径 約6.5cm

経年による汚れがありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

美濃焼は現在の岐阜県多治見市、土岐市周辺で中世初頭に開かれた窯です。安土桃山時代、織部、志野、黄瀬戸など、それまで日本になかった様式の作品を創作、一世を風靡しました。本品は明治時代に製作された織部むぎわら手の蓋付向付。むぎわら手は幕末期に流行した人気のデザインで、美濃焼の陶工がそれを織部に取り入れたようです。茶碗に比べると数の少ない洒落たデザインの珍しい蓋物作品です。最近、古美術市場で江戸時代のむぎわら手に出会えなくなりました。これからは明治時代の作品でも貴重になるでしょう。普段使いの食器としてお楽しみください。













上へ戻る     閉じる