能野焼 陰刻渦巻き文 四耳瓶
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2530
ご売約、ありがとうございました

高さ 約35cm/胴径 約13.5cm
口径 約10.5cm/高台径 約9.5cm

口辺に約2.5cmの直しがあります。状態は写真でご確認ください。

能野焼は18世紀前半、鹿児島県種子島で開かれた窯です。薩摩焼、南方、朝鮮系の焼物の影響を受けて製作されたといわれています。本品は幕末期に製作された陰刻渦巻き文の四耳瓶。地肌は南蛮の焼物に似ており、渦巻き文、耳の造形は南方系のデザインです。日本の焼物であっても、どこかエキゾチックさを漂わせています。民芸と民俗学の中間に位置する不思議な魅力をもった作品。インテリア、花器としてお楽しみください。










参考写真
「平凡社 日本やきもの集成12 九州U沖縄」


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